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神道資料集

祝詞・諸文献

稲荷五社大明神祓いなりごしゃだいみょうじんのはらえ

高天原に神留座す皇親神漏岐神漏美の命を以て 豊葦原の瑞穂の国 五穀の種津物の神霊 飯成五社大明神へ鎮座す 倉稲魂命 大己貴命 太田命 大宮姫命 保食命 五柱の大恩神 天より五穀の元祖として普く種を降し 千代万代まで秋の垂穂八握に莫々 上者帝を奉始顕主蒼生を養し 心の儘に潔く生の子の八十続まで生成給ふと祓申奉敬れば 立春の秋風通気自在の徳は 明安正家の住に能風秋の神道に奉出 光皆稲里五社大明神の徳なりと恐み恐み申せば 十穀の種津物 五穀成就不致と云事なし 祈処願処守幸給ひ無上霊宝神道加持

ルビつき

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2006.08.18.掲載
古今宗教研究所